アルギニンとは??
フランスでは約50年も前からアルギニンを医薬品として販売されています。
しかも、国内だけでは無くスペイン・ポルトガルなどにも輸出されていて、
既に数千万人の利用者がいると言われています。
その医薬品の効能書きによると【性機能の向上】【肝臓機能の強化】などと書かれています。日本では、医薬品では無く食品として扱われている成分なので多少不安は覚えますが、海外での医薬品としての実績がある成分だと信頼がおけます。
ではどういった成分なのでしょうか?
アルギニンは人の体に必要不可欠なタンパク質を構成しているアミノ酸の一種です。
通常は普通に生活して入れば、体内で合成する事の出来る非必須アミノ酸ですが、
30歳を超えてくるあたりから体内で分泌される量が少なくなってしまうので、
普段の食事など外部から摂取する必要があります。
アルギニンには様々な作用がありますが、その中でも特に重要な3つを紹介いたします。
★アルギニンに期待できる3つの作用
@アルギニンで成長ホルモンを分泌
アルギニンは脳下垂体を正常に機能させ、そこから分泌される成長ホルモンを合成する事ができます。超高齢にもなれば成長ホルモンの分泌が、ほとんど無くなると言われていますが、継続的にアルギニンを摂取し続ければ成長ホルモンの分泌を刺激する事ができ、心と身体が活性化されていきます。
この成長ホルモンが正常に分泌される事により、脂肪を燃焼し筋肉も付きやすくなるので
メタボ対策にも期待が持てます。
Aアルギニンで、一酸化窒素を合成し血流改善!
アルギニンは一酸化窒素を合成する事ができます。一酸化窒素の働きは、実に様々で免疫系を強めるなどの作用もありますが、勃起関連でいえば血管を構成している平滑筋をゆるめ拡張させてくれるので、勃起時に大量の血液を海綿体に流し入れる事ができ、勃起しやすくしてくれます。また、一酸化窒素は、海綿体の血液の充血を邪魔をする酵素(PDE)の働きを阻害する効果もあるので、持続力アップや中折れなどしにくくなります。
※勃起のメカニズムで説明したGの部分です。
B精子の80%はアルギニンでできている
アルギニンは精子量の増加にも役立ちます!精子の成分の80%はアルギニンで構成されているので、アルギニンが不足すれば精子量が減少し、当然ですが排出したいという欲求までもが薄れてきます。その結果、性欲を減退させる原因にもなりかねません。
射精する時、精子の量が多いほど快感が増すので、多いにこした事はありません。
さらに、中々 妊娠させる事ができない人が使用すれば確率が上がるかもしれませんね。
まとめ
@成長ホルモンの分泌を促す
A一酸化窒素で血管拡張・血流改善
B精子量増加
驚くことにアルギニンひとつで、ほとんどと言っていいほど身体的な面での
サポートは可能なのです。多数の精力剤に成分として含まれているのも納得できますね。
★知らなきゃ損するの3つのポイント!
@ビタミンB6と一緒に摂取する
ビタミン・ミネラルは体内で栄養素を代謝する際に必要になる成分ですので、バランス良く体内に取り入れていくのが好ましいです。特にアルギニンを効率よく吸収するには、 ビタミンB6と一緒に摂取する事が必要です。
A1日 1.5グラム〜3グラム
このアルギニンの摂取量は、過去に行われてきた生活習慣病に対する 臨床試験や動物を用いた実験で効果を見る事ができた最低限の量が、1.5グラム〜3グラムになります。
また過去の試験で最大1日・21グラム摂取しても、特に問題となる副作用は見られなかったと報告されています。
B相乗効果
一緒に摂取する事により相乗効果が期待できる組み合わせを紹介します。
・アルギニン+ビタミンB6
ビタミンB6の他と併用する事により、アルギニンの吸収率が上がる
・アルギニン+フラバンジェノール
血液中の一酸化窒素が増え血流を改善する相乗効果が期待できる。
・アルギニン+オルチニン
アルギニンの効力を高める相乗効果が期待できる
・アルギニン+グルタミン+アミノ酸【イソロイシン・バリン・ロイシン】
様々な相乗効果が期待できる
・アルギニン+抗酸化物質(ビタミンC・ビタミンE)
動脈硬化を期待する事ができる。
以上の3点を押さえておくだけで、効果に期待できる精力剤に辿り着けると思います。
しかし、
まだ精力剤やサプリメントを使うほどでは・・・・と思う方は、普段の食事からでもアルギニンを摂取する事は可能なので、アルギニンを多く含んでいる大豆・アジ・牛肉・チーズなどを、意識して食べる事で身体に取り入れることができますよ。